『成田伝統芸能まつり』では、全国各地のご当地キャラたちに出会えることも楽しみのひとつです。2018年は開催2日目である9月16日(日)に、ご当地キャラが大集合しました。その姿も、行動も、見ているだけで癒されるぅ~っ。成田の街で思わずほっこり笑顔になってしまうようなキャラたちに会ってきましたので、その様子をお伝えしたいと思います。
朝9時。成田山新勝寺の大本堂前には、すでにたくさんの人が集まっていました。
お目当ては、10時から始まるご当地キャラ(ゆるキャラ)たちによる成田詣の記念撮影。それにしても1時間も前から場所取りが始まるって……キャラたちの人気の凄さがうかがえますね。
時間になり、まずはじめに登場したのは我らが成田のゆるキャラ「うなりくん」。
2017年に行われた「ゆるキャラグランプリ」では、見事1位に輝いたんですよね。うなぎと飛行機をイメージした彼は、すっかり成田の顔。人気はとどまることを知りません。この日は各地から集まるご当地キャラたちのホスト役(?)として、張り切ってくれていましたよ。
こちらは多古町の「ふっくらたまこ」さん。
どこどなく安心できるお母さんの姿を連想させるたまこさんは、”お米の妖精”なんですって。大好物は多古米とのこと! たまこさんが炊く多古米は、きっとおいしいんだろうな~。一緒にご飯を食べてみたくなります。
こちら向かって左側、緑色をしたのが埼玉県深谷市の「ふっかちゃん」。頭の角はなんと名産・深谷ねぎ!
右側は、愛媛県の「みきゃん」。耳はみかんの葉っぱで、しっぽはみかんの花だそう。
まんまるフォルムが、どちらも愛くるしいですね。
こちらも人気者、栃木県佐野市の「さのまる」くん。カメラ目線いたただきました!
斜めにかぶったラーメンの器がチャームポイント。よく見ると、器の周りに書かれているのはローマ字で”SANO”! こんなところでもさりげなく佐野市をアピールしている、さのまるくん。その熱意、国際都市成田で国内だけでなく、きっと外国人観光客のみなさんにも伝わったことと思いますよ。
さぁ、いよいよ成田山新勝寺大本堂前での記念撮影。
成田の街にこんなにもゆるキャラが集うのは、スゴイこと!ですよね。
荘厳な大本堂と、その前に立つカラフルでゆるいキャラクターたちのギャップがなんともたまりません。
<写真前列左から……愛媛県「みきゃん」、福島県郡山市「がくとくん」、台湾桃園市「園くん」、宮崎県「みやさき犬かぁくん」、千葉県成田市「うなりくん」、NPO法人陸前高田市支援連絡協議会AidTAKATA「たかたのゆめちゃん」、神奈川県厚木市「あゆコロちゃん」、茨城県稲敷市「稲敷いなのすけ」、千葉県多古町「ふっくらたまこ」
二段目左から……栃木県佐野市「さのまる」、渋谷Flowerプロジェクト「くもっくる」、株式会社ディーゼルコーポレーション「タボくん」、千葉県「チーバくん」、とっくりん応援隊「とっくりくん」、うなぎいも協同組合「うなぎいものうなも」、埼玉県深谷市「ふっかちゃん」
最後列中央…日本豆乳協会(非公式)「ちょうせい豆乳くん」>
ほんとに、ほんとに、たくさんのゆるキャラたちが集まってくれました!
これだけのキャラに会えるのは、『成田伝統芸能まつり』ならではなんです。
見てください、このゆるキャラ大集合をカメラにおさめようと手を伸ばす人々の群集。小さなお子さんから大人の方まで、みなさんあの癒される可愛さの虜になっているようでした。
11時からは場所を花崎町のステージに移し、ゆるキャラによるショーが始まりました。
それぞれのキャラたちの魅力を存分に味わえ身近に触れ合える瞬間は、やっぱり逃せませんよね。今年は「ご当地キャラ成田詣 ~門前町 de キャラフェス~」と題され、音楽フェス的な要素も盛りだくさんでした。
熊本県「山鹿灯籠踊り」を一緒に踊る「くまもん」。さすが地元熊本の踊りだけあって身のこなしも鮮やか……と、思いきや! 完全に前の娘さんを見て踊ってる感が出ていましたよ、くまもんさん(笑)。まぁ、これもご愛敬? まったく憎めないヤツですね。こんなくまもんの姿を見られるのは、『成田伝統芸能まつり』だけかもしれません。
ふっかちゃんはベースを持って登場! ステージを盛り上げていました。
そう言えばふっかちゃん、うなりくんたちと組んだゆるキャラバンドでも、ベースを担当していましたもんね。慣れたもんです。
ふっくらたまこさんは、かわいいちびっ子たちと一緒に。
優しい笑顔で見守る”お母さん感”が、なんとも言えません。癒されますねー。
そして度肝を抜かれたのが、木立のりんご畑からやってきたという「にゃんごすたー」。このとぼけた表情からは、想像できない驚きのパフォーマンスを見せてくれたんです。
YOSHIKIもびっくりの高速ドラムーーーーーっ!!!
本当に叩いているんですよ、これ。そしてかなりの上級者。ゆるキャラなのに、全然ゆるくない! え? いいの? 大丈夫? あなたゆるキャラじゃないの? ……なんて、こちらがいらぬ心配をしてしまいたくなるのですが。それもまた魅力のひとつなんですよね。もう力入りずぎちゃって、顔が歪んでますけど……。
X Japanの曲に合わせて激しく叩くドラムは、観に来ている人たちを魅了していました。ステージの周りはあれよあれよという間に人だかりができ、会場に入りきれないほど。秋空に響く、にゃんごすたーのドラムの音。感動しました!! 興奮して絶叫しているファンもいたくらい。ゆるキャラ界のロックスターここにあり! ってな存在感を見せつけてくれていましたよ。
他にもゆるキャラソングの第一人者である神崎隆弘さんや、石田洋介さんなどのライブもあり、会場は大盛り上がり。まさにフェス! 観客の皆さんも、みなノリノリでした。いいですよね、こういった一体感。それが成田で体験できるだなんて。
そんなノリノリな会場のそばで、何やっているんですか彼は。
ちょうせい豆乳くん、自由すぎるでしょっっっ!
こうして地面に横たわる彼の周りにも、絶えず人が集まってきていました。どこにいても何をしていても、やっぱり人気者なんですよね。
楽しい時間はあっという間。さまざまなキャラクターたちによる熱いステージも終わり、最後にもう一度記念撮影。おっと、中央は神崎隆弘さんですね。ゆるキャラたちのパフォーマンスが、成田に熱気と笑顔と癒しを届けてくれました。
ありがとう、うなりくん。ありがとう、みんな。それぞれの任務を背負って各地での活躍、ますます応援したくなっちゃいました。
『成田伝統芸能まつり』では、全国各地のゆるキャラに出会えるのも楽しみのひとつ。2018年は開催2日目である9月16日(日)に「ご当地キャラ成田詣」が行われました。成田山新勝寺大本堂前での記念撮影は、絶好のシャッターチャンス! ベストポジションで写真を撮りたいなら早めに会場へと向かったほうがいいと思います。
ゆるキャラたちによるステージショーも見逃せません。ライブパフォーマンスや、ダンス、地元PRなど、それぞれのキャラたちが思い思いに楽しませてくれます。
ぜひ成田伝統芸能まつりに訪れて、成田の街でゆるキャラたちと触れ合ってみてください。癒されること間違いなし! ですよ。