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「令和元年NARITA花火大会in印旛沼」に行ってみた! <2019年11月9日(土)>

更新日:2019年12月9日
公開日:2019年12月9日

「NARITA花火大会in印旛沼」が、2019年11月9日(土)にニュータウンスポーツ広場で開催されました。
本来の開催予定は10月13日(日)だったのですが、台風19号の接近により中止に…。
その後、主催者や関係者のみなさんの尽力により日を改めての開催に至りました。
盛大なる成田の花火大会、楽しみにされていた方も多かったことでしょう。
今回なんとわたしは、運よく観覧席のチケットを入手することができたのです。
それでは、有料観覧席から観た「NARITA花火大会in印旛沼」、レポートしていきたいと思います。

いざ、花火大会会場へ!

NARITA花火大会は、成田市台方にあるニュータウンスポーツ広場で行われます。
車両は一切通行止めになっていますからね、ちょっと歩きます。
有料観覧席の開場は午後4時でしたが、まぁ席も決まっていることだし…と、わたしたちは午後5時少し前に会場へ向かいました。

いつもは閑静な住宅街の通り。
この時ばかりは、たくさんの人が同じ方向に歩いていました。
日も傾き始めて、いい感じ。あー、ワクワクするぅ。この道を真っすぐ行った先に、NARITA花火大会の会場があるのです。

ここから先は、有料観覧席のチケットを持っている人のみが入れる区間となります。
チケットのない人は、左に曲がって無料観覧席へ。
いつもは左折のわたしたちも、今回は初めての有料観覧席!ちょっと優越感にひたりながら、直進です。
いざ、未知の世界へ~。

手にチケットを用意して、胸を躍らせながら第1ゲートをくぐりました。席ごとに列が分かれているので、さほど混雑はしていません。

第1ゲートでチケットを見せると、このようなリストバンドを人数分もらえました。

切り離して、手首に装着!
リストバンドは、席ごとに色分けされているので案内してくれる方の目印にもなります。

坂を上って有料観覧席のあるニュータウンスポーツ広場へ向かうと、ずらりと露店が立ち並んでいました。
これらは有料観覧席のチケットを持っている人だけが、買うことのできる露店です。
なんだか贅沢な気分になりますね。(露店は無料観覧席の近くにもあります)

こちらはA席などのチケットを持っている人のゲート。
ニュータウンスポーツ広場のサッカー場が観覧席となっています。

わたしたちはS席(野球場前の芝生)でしたので、もうひとつ前のゲートへ。

受付でパンフレットと、ビンゴカード、レジャーシートをもらいました!

席について、ひとまず腹ごしらえ。11月なので、冷えます。
ホットドリンクとカイロ、厚手のブランケットを持ってきて大正解。

さぁ、だんだんと日も暮れてきました。オレンジ色の夕焼けがきれいですね。
んんん? あれは、いったい・・・。目の前にそびえ立つ2基のクレーンが気になります。

花火打ち上げまでのカウントダウン!

午後5時30分。
S席の脇に設置されたステージに司会者が登場。成田市長や主催者のあいさつがありました。
続いて「花火ワングランプリ」通称H1(エイチワン)グランプリを受賞した小学生の表彰。
そしていよいよ・・・会場にいる全員で、打ち上げまでのカウントダウン。

午後6時ちょうど。
ドドーン!

NARITA花火大会で一番大きいと言う、10号玉2発が打ちあがりました。
待ちに待った、令和元年「NARITA花火大会in印旛沼」のスタートです。

目の前に広がる大きな花火に気を取られていると、今度は下からも!
音楽に合わせて次々と彩られる夜空は、まるで光の芸術作品。
会場からはやむことなく歓声があがり、それを打ち消すようにまた花火。

音と、明るさと、美しさと。
息つく暇もないほどに、観る者の心を奪っていきます。

工夫を凝らした多彩なプログラム

心温まるメッセージ花火

賑やかな始まりを見せたかと思うと、今度は静かな空間に特定の人へ向けた家族・友人などからのメッセージが読み上げられました。
NARITA花火大会恒例「メッセージ花火」のプログラムです。
あたたかい言葉のあとに1発ずつ打ち上げられる色鮮やかな花火は、格別でした。
想いが空高く登っていくのを見届けたような気持ちになり、思わずジーン…。

台風に負けない、希望の光となる花火

千葉県を襲い、甚大な被害をもたらした台風15号・19号。
「負けるな千葉 共に歩もう明日へ」のテーマで打ち上げられた花火は、千葉県民として、成田市民として、とても心に響くものがありました。

この「NARITA花火大会in印旛沼」も台風の影響を受け、当初の予定より1カ月近く遅れての開催となりましたものね。
日程がずれたことで、この日、来場することができなくなってしまった方もいることでしょう。
また、こうして花火を見あげている観客の中にも、台風の被害にあわれた方もいることでしょう。

「花火は平和の空に上がるもの」
開場に響いたこの言葉は、とても深い意味のあるもののように感じられました。
成田の花火が希望の光となるように…。

見上げる夜空は、風もなく静かで。
彩っては消えてゆく花火の儚さが、より一層際立っていた時間でした。

花火でビンゴ!

NARITA花火大会の名物とも言われる、観客参加型の「花火 de BINGO!」。一種類ずつ打ち上げられる花火と、手元のビンゴカードにある絵柄が合えばマスを開けることができます。
有料観覧席の受付でもらったカードを手に、わたしも夜空を見上げました。

これは、何かな…?

これは、あるかな…?

次は何が来るのか、楽しみでなりません。
花火の打ち上げが進むにつれ、会場からは「リーチ!」の声が。やばい…焦る…。
まだ手元のカードのマスが少ししか開いていなかったわたしは、いつの間にか「次、これ来い!」なんて祈るような気持ちで夜空を見上げていました(笑)。

まだまだ花火でビンゴは続きます。

あっ、にこちゃん!(カワイイ…)

他にも、「ハート」「マル(ワボシ)」「アオボタン」「トラノオ」「ソメワケ」「カスミソウ」などなど…。
花火には、ほんとうにいろんな形と名前があるんですね。
たとえビンゴにならなかったとしても、それを知ることができるだけで十分な満足感がありました。

すると…

キターーーー!!
ビンゴォーーーーーーー!!

わたしのカードも横一列が揃っちゃいました。なんだかとっても、嬉しいです。
ワクワクと、ドキドキと、楽しさいっぱい。帰りに景品をいただきました!そりゃもう、ルンルン気分♪

全国各地、花火大会はいろいろあるけれど。
ただ眺めるだけじゃなく、こうして参加しながら楽しめるのは、成田の花火だけかもしれません。

斬新な花火に興奮!

目の前にそびえ立つ2基のクレーンから、火の粉が噴射されました!始まる前に「なんだろう?」と思ったこれも、花火の仕掛けだったとは。

距離が近い!!
まるで2基の巨大な観覧者のようです。美しくも迫力のある演出に、感動しました。

こちらは「アシンメトリー花火」。左右非対称の花火です。
今にもわたしのいる所まで届きそうな勢いで、漆黒の夜空を次々と彩っていきます。
様々な動きや仕掛けがあり、瞬きするのがもったいないくらい。まるで光のミュージカルショーを観ているみたい。

レーザー光線のような近代的な光景にも思えたり。
勇ましい和の炎のようにも見えたり。
時には優しく舞う蛍のようでもあり。
ストーリーがあるようにも感じられ、花火のいろんな表情を楽しませてくれました。

大輪の花を咲かせたあとに散る火の粉もまた、とても美しいものでした。
頭上に無数の星たちが降り注いでくるような、ロマンチックな気分にさせてくれます。

「成田黄金伝説」で会場の盛り上がりは最高潮に!

伝説のMC(?)アッキー登場!というアナウンスと共に、ステージ上には金ピカな衣装に包まれた男性が登場しました。

おや、彼は…先ほどまで司会をされていたお方?
いえいえ、伝説のDJ「アッキー」さんですね。NARITA花火大会常連さんたちには、有名なお方のようです。会場が興奮に包まれます。そしていよいよ、「NARITA花火大会」の代名詞とも言われる、花火ファンタジア「成田黄金伝説」の始まり!

花火が打ち上げられる幅は、なんと700mにも及びます。
もう、私のいた有料観覧席では近すぎて視界に収まりきれませんっ!
なんという贅沢~。

花火との距離が近い!近すぎるー(嬉)!

クレーンからも再び花火が噴射されました!
もぅ、上・横・斜め・前・・・どこを向いていたらいいのかわかりません(嬉)!

赤、青、緑、金色、銀色・・・。
豪快に、惜しみないほどに、成田の空を花火が彩ります。

観客の興奮も最高潮。
目に焼き付けたり、写真を撮ったり、動画におさめたり。楽しみ方は人それぞれ。みなこの幸せな瞬間を、それぞれのフィルターに焼き付けているようでした。

ちょっと驚いたのは、身を乗り出して…ではなく、みんな身をそらして花火を観ていたこと。それもそのはず。

視界全体が花火なんですもの!
花火に包まれる感覚というものを、わたしは初めて味わいました。

見てください、この明るさ。外灯やライトなどは一切ついていないんですよ。
クライマックスには、打ち上げられた花火だけでまるで昼間のような明るさになった会場。
「NARITA花火大会in印旛沼」の底力を、思い知らさせたような気がします。

午後7時05分。
「成田黄金伝説」のラストを飾る豪快な打ち上げと共に大歓声の中、令和元年「NARITA花火大会in印旛沼」は幕を閉じました。
まるで異空間の中にいるかのような、約1時間。成田の空はまたひっそりと漆黒の闇へと戻っていきます。

静と動。感動と興奮。
手を伸ばせば届きそうな場所で繰り広げられる花火の芸術。
来年もまたこの場所で・・・。夢見心地な余韻にひたりながら、わたしたちも帰路につきました。
不思議と「終わってしまった」という寂しさはありませんでした。物足りなさもありません。
それは、「NARITA花火大会」の工夫あるプログラムとメリハリある内容のおかげなのだと思います。存分に楽しんだ!という、充実感だけが強く胸に残りました。

「令和元年!NARITA花火大会in印旛沼」に行ってみた!まとめ

「NARITA花火大会in印旛沼」が、2019年11月9日(日)に開催されました。
台風の影響で日程が変更になったにもかかわらず、たくさんの人が訪れていました。
開催以来、毎年この花火大会を観ているわたしですが、今回は初めての有料観覧席。間近で観る花火の迫力に圧倒されまくり。
司会者のアナウンスや音楽もしっかりと聴こえ、プログラムに沿って進行されていく花火大会の様子がよくわかりました。
とても素敵な時間を過ごすことができたと感動しています。
視界全体が花火になる瞬間、花火に包まれるような感覚、これはもう有料観覧席だけの特権だと思います。
クセになりますよ~。「NARITA花火大会in印旛沼」、観るなら絶対有料観覧席がオススメ!今年わたしは、そう実感しました。
次回も楽しみにしています。

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