林田のおせんべいは大正元年創業の老舗おせんべい屋さんです。これは成田で一番歴史あるお店に当たるそうです。食べ歩き用のおせんべいとお持ち帰り用のおせんべいを扱っています。店内にはひたすらおせんべいが並びます。
林田の煎餅は数多くのTVや雑誌で紹介される程、人気のお店なのです。
その人気ぶりは国内だけで留まりません。
香港で発刊されている日本旅行雑誌「needs」でも紹介されており、国内だけでなく観光で日本を訪れた外国人からも人気が高い名店なのです。
おせんべい屋さんは生地を仕入れてきてそれを味付けして焼くのが一般的だそうです。しかし林田は違います。林田は生地からつくり、焼き上げ、私たちに提供しているのです。おせんべい屋さんとしては珍しいということです。
おせんべいの原材料は主に餅米やうるち米です。林田では餅米を生地に使用しています。餅米はうるち米に比べ、堅さの調節がしやすいということ。林田は餅米を使うことでこだわりの絶妙な堅さを実現しているのです。
さっそくおせんべいをいただきましょう。みたらし(150円)としょうゆ(100円)の串せんを注文しました。おせんべいが串に刺さっている、というのが食べ歩きをする人のテンションを上げてくれます。
しょうゆはまるくてすこしおおきめのおせんべいです。とても柔らかいというわけではありませんが、普通のおせんべいより柔らかい印象です。甘っじょっぱいタレが昔ながらのおせんべい感を醸し出していました。
1枚1枚丁寧に焼き上げられた醤油味はパリッとした食感と口いっぱいに広がる醤油の香ばしさが堪らないですよね。
みたらしは少し珍しい形をしています。さらに珍しいことに柔らかいおせんべいなのです。餅米の生地がこの柔らかさを実現させているのですね。こちらのタレもあまじょっぱいのですが、しょうゆと比べると甘さが強いです。香ばしい香りが広がります。
林田の煎餅は堅さやフレーバーが多い事で、自分好みの煎餅を見つける事が出来ちゃいます。日本だけでなく海外でも人気が高いお店となっており、お店での購入は勿論、ネット販売も賑わいを魅せています。
美味しい煎餅を堪能されたい方におススメしたいお店ですね。
現在成田山表参道ではおせんべいの食べ歩きができるお店が数店舗あります。それならばやはり、一番の老舗である林田のおせんべいで元祖食べ歩きおせんべいを楽しんでみるのはいかがでしょうか。