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千葉県立房総のむら「むらの縁日/夕涼み」に行ってみた! <2019年8月12日(月・休)>

更新日:2019年9月18日
公開日:2019年8月22日

千葉県立房総のむらで、毎年お盆の時期に合わせて開催されている「むらの縁日/夕涼み」。令和元年は8月11日(日)と8月12日(月・休)の開催でした。江戸時代の町並みを再現した中で繰り広げられる縁日は、まるでタイムスリップしたかのよう。ゆったりとした時間が流れ、誰もが童心に返れる千葉県立房総のむら「むらの縁日/夕涼み」。私も我が子と一緒に楽しんできましたので、その様子をお伝えしたいと思います!

夕方から房総のむら「むらの縁日/夕涼み」へ

私が訪れたのは開催2日目の8月12日。この日も朝から酷暑でしたので、夕方5時すぎに房総のむらへと行ってみました。夕方にもかかわらず、入場する人の多いこと!列ができていました。「むらの縁日/夕涼み」は夜8時まで楽しめますからね。涼しい時間を狙って来場される方も多いのかもしれません。それに、午後4時以降は入場料が100円!というお得さもありますから。


日は少し傾き始めていましたが、まだまだ暑い!
ということで…。

入場してすぐ子どもたちにせがまれて、アイスキャンディーを購入しました。

江戸時代の店舗を再現された軒先で、日をよけながら冷たいアイスキャンディーで火照りをさます。なんとも風情がありますね。浴衣や甚平姿で来場されている方もたくさんいて、あぁ…今は江戸なの?令和なの?といった錯覚に陥ります。

一息ついて、さぁ歩いてみましょうか。

房総のむらの「縁日/夕涼み」で出会う伝統工芸

娘が吸い寄せられていったのは、「江戸つまみ簪(かんざし)」。
カラフルでかわいいお花たちを前に、その場を離れることができません。まぁ一応、女子ですからね(笑)


販売されているお店の中では、職人さんが「つまみ簪」を製作していました。布をつまむようにして、一枚ずつ花びらにしています。手作りの温かさと、和の伝統。娘のおねだりもあって、私もひとつ購入。


さっそく娘の髪につけてやると、嬉しそうに何度も手で触れていました。
もともと100均で買ったお花をつけて行ったのですが、手作りの伝統工芸品はやっぱり違いますね。華やかで上品…(手前の薄紫のお花が今回購入した江戸つまみ簪です)。気にしてみると、「むらの縁日/夕涼み」に来ている少女たちの髪にはかなりの確率でこの「つまみ簪」がついていました(笑)うん、うん、わかるよ。かわいいし、欲しくなっちゃうよね!現代の女子たちをひきつける伝統工芸品「江戸つまみ簪」、素敵ですね。


あめ細工もありました。メニューにある動物を、好きな色で作ってくれます。
こういうの、一般のお祭りではなかなか出会えないですからね。目の前で高温の飴が練られ、食紅で色がつき、形となり魂がこめられていく瞬間。我が子たちも目をキラキラさせて見ていました。


一番人気は、このドラゴンだそうです(写真右)。長い体が棒に絡みついて、まさに天に昇る龍そのもの。躍動感があります。写真左はイルカ。う~ん、やっぱり龍のほうがいいねですね!(個人的感想)

房総のむらの「縁日/夕涼み」は懐かしさがいっぱい


江戸時代の町並みが再現された房総のむらで開催される縁日は、懐かしさがいっぱい。ごちゃごちゃした雰囲気もなく、ゆったりとした時間が流れます。


ヨーヨー釣りも。


金魚すくいも。

木製のたらいで楽しめました。
大人も子どもも、ひとつでも多く…一匹でも多く…と童心に返ります。けれどもあまり欲深くなると、うまくいかない!こういうのって、子どもの方が上手だったりしますよね。(大人の私は心が汚れているのか!?)


釣れたヨーヨーと、すくえた金魚は、大事に家へと連れて帰ります。
我が家もたくさんゲットしました!子どもたちが(笑)。


「あんず飴いかがですか~」の声に誘われて行ってみると…。
冷た~い水あめに絡めるのは、すもも・ミカン・あんず・パインから選ぶことができました。


大人は、すももを。

子どもたちは、ミカンをいただきました。
お祭りの定番も、房総のむらの縁日でなら一味違った感覚になりますね。

房総のむらで「縁日/夕涼み」ならではの体験を楽しむ

房総のむらでは、様々な体験や製作を楽しむことができます。「縁日/夕涼み」当日にも、楊弓(ようきゅう/弓遊び)や、射的、縁台将棋、風鈴の絵付け、切り絵あそび、ほおずき提灯作り、どろめんこ絵付け、サイコロづくり…など、たくさんの催しがありました。


我が子たちは、「ほおずき提灯作り」にチャレンジ!


和紙を張って、ほおずきの形をつくります。
手元がまだ不器用な4歳の娘は、スタッフの方に優しく手助けしてもらいながら作業を進めることができました。

中に電球を通して、竹の持ち手をつければ完成!
簡単でかわいい「ほおずき提灯」のできあがりです。


浴衣姿でこのほおずき提灯を持って房総のむらを歩けば、夕涼みもひときわ風情のあるものになりますね。

「縁日/夕涼み」の珍客にむらは大騒ぎ!?

「むらの縁日/夕涼み」を楽しんでいると、千葉県立房総のむらのマスコットキャラクター「ぼうじろー」に出会いました!

名前の由来は、千葉県の県民鳥である「ホオジロ」と「房総のむら」からきているんだそう。農業に勤しむ、かわいい鳥さんです。


「たまや~!たまや~!さぼんだま~!」
その声に振り返ると、江戸時代の物売り「さぼん玉売り」の商人が。さぼん玉って何だ?って思って見ていたら、商人さんがシャボン玉を吹き始めました。あぁ、そういうことか。

「キャー」という子どもたちの悲鳴とともに現れたのは…

カッパ!


ものすごいスピードで、目の前を通り過ぎて行きました。
すると今度は反対側から…


天狗が!

もうむらは、てんやわんやの大騒ぎ。
子どもたちは、大喜び。

「むらの縁日/夕涼み」、素敵なサプライズ演出ですね!!

房総のむら「縁日/夕涼み」の風景


房総のむらには、いたるところに風鈴が下げられていいました。その見た目と音色で、訪れた人を涼しげな気分にさせてくれます。


提灯と風鈴。
地域の夏祭りといった感がして、ワクワクしてしまいます。


鳥居と社もありました。
「縁日」は、この神社の祭礼かな…?


かわいい「子ども御輿」。
夕方になると…


法被や鉢巻姿のちびっこたちに担がれて、「わっしょい!わっしょい!」と元気にむらへと繰り出して行きました。


たくさんの人で賑わいながら、暮れていくむら。
虫の声が耳に届き、心地よい夕涼みの時間へと入っていきます。

なんだかここが、実在するむらのように思えてきますね。
私もすぐ近くに帰る家があるような、そんな気分になってきました。幼い頃、こんな景色を見たことがあるから…なのかも知れません。

房総のむら「むらの縁日/夕涼み」に行ってみた!まとめ

千葉県立房総のむら「むらの縁日/夕涼み」は、毎年お盆の時期に合わせて開催されています。2日間にわたり朝9時から夜8時まで、大人も子どもも昔ながらの遊びや縁日を楽しむことができます。江戸時代の風景の中で開催される縁日は、懐かしさがいっぱい。ちょっと昔に帰ったような、不思議な気分に浸ることができる「むらの縁日/夕涼み」。まだ訪れたことがない方は、忘れかけていた思い出の扉を開けるように「むら」の門をくぐってみてはいかがでしょう。

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