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”それ”の作り方は至ってシンプルです。
餡(あん)を皮で包み、さっと焼く。
食べ方も極めてシンプル。
焼き上がった”それ”にラー油や酢などを垂らしたタレをつけ、さっと食べる。
”さっ”と作られ、”さっ”と食べられてしまう。やや切ない。
ごはんの”おかず”としての餃子。
ビールの”つまみ”としての餃子。
ラーメンやチャーハンの”おとも”としての餃子。
でも「手作り餃子 康 (YASU)」さんの餃子は、一般的にイメージするシンプルな”それ”とは、1線も2線も画しています。
なにせ看板メニューの餃子は、もっちもちの皮に小籠包並みのジューシーな肉汁滴る手作りの一品。
完成に至るまでの並大抵ではない手の込み様。
一度食べたら誰もが虜になってしまう”スゴイ”餃子なんです……!
どことなく昭和な雰囲気の店構えが懐かしく、レトロ可愛い。
お店の前は来店するお客さまを気持ちよく迎えるために掃き清められています。
看板にも風にはためく黄色の暖簾にも”手作り餃子”の文字。
表立って謳っているところからも、餃子で勝負をしているお店だと伝わってきますよね。
お店の前と道路を挟んだ向かい側に広い共同駐車場があるので、お車での立ち寄りも安心です。
壁には適度に広告やカレンダーが貼り付けられ、好印象な清潔感を保つ昔ながらの店内。
この飾らなさがあたたかい団らんや有意義な一人飯の時間を満喫できる秘訣なのかもしれません。
何となく気持ちを和ませてくれるような、ほっとする空間です。
康さん自信の餃子は、中に詰め込む餡から皮まですべてが手作りです。餡に入れるキャベツの部位やカットの仕方までこだわっていらっしゃいます。当然、皮を伸ばして包むのも手作業。
機械なんかに任せてられるか!この執念や情熱は、まさに筋金入りの職人だからこそ成せる技でしょう。
このこだわりこそ、誰もが惹きつけられて止まない味を生み出す理由といえるかもしれません。
熟練の軽妙な包丁さばきで、ひた向きにキャベツを刻み続けるご主人。
大きなボールに少しずつ積まれていくみじん切りキャベツの量を見ても、餃子に注がれる愛情をたっぷりと感じさせられます。
これだけ手の込んだ餃子のため、成田市外にも熱烈なファンは多いのです。そのためお客様からの熱すぎるニーズに応えて、持ち帰りはもちろん冷凍での地方発送もしてくださいます。
希望すれば焼き方レシピも同封してくれるので、自宅でいつでも「康」さんの味が食べられます。
五目あんかけや海老塩あんかけの焼きそばやご飯、鶏唐揚げ、炒飯各種、麻婆豆腐などの一品料理もテイクアウトできます。
どれも熱烈なファンが多い絶品メニューです。
軽く一杯お酒をいただきたいお客様におすすめなのが、「康」さん大人気の餃子か唐揚げが選べるメニューになります。
サッポロ生ビール(中ジョッキ)の「OYAJI」メニュー(950円)と樽ハイ倶楽部レモンの「OKAN」メニュー(850円)に、それぞれセットで餃子5個もしくは鶏の唐揚げ5個がつくので、ちょい飲みをしたい方に嬉しいセットです。
冷え冷えの生中もさっぱりのレモン樽ハイも、「康」さん特製餃子や唐揚げ、どちらもが主役になりえる相乗効果の組み合わせに間違いないでしょう。
ふらっと来店して餃子などを食して、まず一杯。
このカジュアルな気取らなさもたまりません。
人気NO1メニューの「手作り餃子定食」がドーンとメインページに載っています。これまで散々手づくり餃子についてお伝えしてきましたが、お店でいただけるのはそれだけではありません。
ほかにも各種炒飯、五目・海老塩あんかけ(焼きそばとご飯)など中華料理の定番がそれぞれいただけます。
鶏唐揚げ定食や油淋鶏定食などの定食メニューに付いてくるスープ・お新香がお替り自由なのも、注文する側にはとっても嬉しいサービスです。
「康」さんの餃子は、人呼んで”小籠包餃子”。
レンゲに乗せて食べる、噛むとジュワッとスープが溢れ出る点心のジューシーさに限りなく近いです。
ただ「康」さんの餃子はびっくりするほどボリューミーなうえ、手作りの皮がもっちもちで焼き加減が絶妙。
そのため小籠包とは似て非なる、完全オリジナルの餃子といえます。
小籠包に食べ方があるように、「康」さん流の食べ方があります。
美味しい食べ方のコツは
「康」さん自慢のこの餃子はタレの選び方もユニーク。
気分によって何通りものタレを楽しめるのも面白いです。
「康」さん自慢の唐揚げも、山椒などのスパイス香る椒塩(ジョウエン)やマヨネーズをつけて食べるほかに、+からしとマヨネーズ、+レモンとコショウなど、より美味しく食べる方法がいっぱいです。
手作り餃子定食と唐揚げです。
ご覧の通り、とにかく餃子と唐揚げのボリューミー。
何杯でもご飯をお代わりしたくなりそうです。
餃子の横幅は、親指と人差し指を目一杯広げたくらいでしょうか。
そして、こんがりきつね色は、食欲をそそる見事な焼き色。
揚げたての唐揚げです。
定食メニューのつけ合わせ・お新香の小鉢の大きさより1個1個が大きい。
しかもジューシーでカラッと揚げられています。
美味しいうえにボリュームが半端ないので、大人気なのも納得です。
まずはシンプルに醤油のみでいただきます。
もちもちの皮を噛むと中にたっぷり包まれたお肉と野菜から出た旨味の凝縮スープが”ジュワ~”と口いっぱいに広がりました。
焼き加減も絶妙で、”カリッ・もちっ・ジュワ~”と、味わいが弾けるように変化していき、ひと口で3度も違う食感が楽しめます。
これは……他所では味わえない美味しさです。
「康」さんはどうしてこんなにも愛されているのか。
そのことは愛情を込めて作られる数々の料理、特に餃子の筆舌に尽くしがたく美味しい味・ボリューム・食感・溢れるスープを口いっぱいに味わってみればわかると思うのです。
「ここでしか食べられない味」。
是非一度、ご賞味ください。