目次
備長炭で調理された炭火串焼と旬の食材を使った料理を提供してくれる祝祭空間「備長炭焼 七左衛門」。
備長炭でこんがりと焼き上げられたつくねやねぎまや鶏レバーの葱塩、牛の希少部位であるシマチョウなどの串焼き、仕込みに丸1日かかる秘伝の辛味噌が添えられた若鶏の半身揚やとろけるような味わいの特撰馬刺し、その日揚がった鮮魚のお刺身、シメには特濃鶏白湯麺や特製出汁の鶏釜飯、スイーツならば自家製の濃厚壺焼プリン。
「獺祭」「田酒」や「不動」などの選び抜かれた日本酒。オススメメニューのランナップを羅列するだけでお腹が鳴りそうになり、喉がお酒を欲します。そんな極上料理たちをお祭り空間のような場所で心ゆくまで堪能できるお店。
そこが「備長炭焼 七左衛門 成田」さんです。
成田山参道に入ってすぐ右側のところにある「備長炭焼 七左衛門 成田」さん。和傘や提灯やメニューの看板がにぎやかに並んでいます。炭火焼のいい匂いにつられて、うきうきしながら中へ。
「七左衛門」の文字が印字されたぽんぼりの灯りと朱色が印象的な店内。ハレの空間を思わせる店内にはいまにも祭囃子が聞こえてきそう。2人~大人数まで対応可能なテーブル席や半個室タイプの席などがあり、訪れるシーンによってフレキシブルに対応してくださいます。
カウンター席には魅惑の日本酒の瓶がずらりと。
カウンター席では熟練の職人さんが備長炭でていねいに串焼きを焼き上げる風景を目の当たりにできます。
テーブル席もたくさんあります。
熊本県から直送される新鮮な霜降り上馬刺しと、さっぱりとした赤身の馬刺し二品盛り。
「備長炭焼 七左衛門 成田」さんでは健やかで安全でおいしい豚肉づくりを追求する香取市にある「恋する豚研究所」さんの豚肉を使用しています。くさみの少ないなめらかな舌触りと甘みのあるこだわりの豚肉をじっくり煮込んだ角煮に、こんがりと豚バラ串に。部位に見合った調理法により、こだわりの豚肉の旨味が最大限に引き出されています。
炙り明太子です。備長炭で炙られることにより香ばしさが増し、明太子の旨味がぎゅっと凝縮されています。外側はほろほろと、内側はしっとりとした食感です。お酒が進む一品。
アスパラベーコンです。串焼きの定番ですが、新鮮な素材の旨味と備長炭による炙りの相乗効果でちょっと食べたことのないような美味しさに変化していて感動。シャキシャキのアスパラの食感とベーコンのカリカリ感がたまらないです。
もつにんにくです。もつ×にんにくの黄金コラボ。食べたそばから元気が湧いてきます。にんにくの味がよく効いた特製ダレのつややかな照りも美しいです。
和風出汁の出汁巻き卵焼きです。絶妙なやわらかさで厚みがあり、噛むとお出汁の旨味がじわっと口いっぱいに溢れ出ます。卵自体の味もとても濃厚でした。熱々のものをはふはふしながら食べる幸福が味わえます。山吹色の色味もきれいで食欲をそそられます
。
串焼きの超定番のつくねとねぎまですが「備長炭焼 七左衛門 成田」さんの炙りの技術と備長炭パワーで。外側をカリカリに炙られたつくねの内側はほろりとやわらかく優しい旨味。お好みでからしをつけていただきます。
ねぎまは香ばしく炙られた鶏もも肉のジューシーさと、こんがり焼かれたねぎの甘みの調和が最高で、噛むと肉汁がしたたりました。
お店オススメのレモンハイボールが進む進む…!
備長炭パワーを存分に思い知らされました。
このほかにオーダーしたものはサメ軟骨の梅肉和えの「梅水晶」(梅肉の酸味と軟骨のコリコリとした食感がマッチ)と、備長炭焼 七左衛門 成田」さんオススメのしまちょう。牛の希少部位で、新鮮なうちにていねいな下処理をせねばならず、その処理がたいへん難しいことから「シマチョウが美味い店はなにを頼んでも美味い」といわれます。肉厚で噛み応えと、途方もない旨味がありました。アツアツのうちに食べることがオススメです。
最高の風味を添える選りすぐりの備長炭の高温で一気に焼き上げることによって香ばしく焼き上げ、旨味を濃縮させる炭火焼。それで炙られた串焼きは本当にどれもこれもが絶品。家庭では到底出せない味でした。スタッフさんの炙りの技術と熱意の結実のように思います。
串焼きにとどまらず、「備長炭焼 七左衛門 成田」さんで提供される料理は選りすぐりの素材が新鮮なためか何をオーダーしても実に美味しかったです。活気ある空間で食すと心も浮き立ちました。自然、会話も弾みます。
成田市にある「毎日がお祭り」のようなハレの空間に、是非足を運んでみてください。