先日のランチで、「かきあげせいろ」がとてもおいしかった並木町のそば店「まごころ庵」のデザート付き「レディースセット」、「スペシャルセット」につく「黒ごまプリン」をはじめ、色々なスイーツが併設されているカフェで販売されていると聞き、「お菓子の部屋(喫茶)フレンズ」に行ってきました。
お店の前は庭になっていて、そば店「まごころ庵」と繋がっています。
毎朝こちらで働く方々が手入れをしているという庭。エントランスが可愛らしいですね。
中に入ると、ショーケースの中にプリンやカステラ、ケーキなどが賑やかに並んでいます。
こちらがまごころ庵でのランチデザート「黒ごまプリン」。開店当初からの人気商品だそうです。
レジの前に並べられたクッキーなどの焼き菓子。毎週土曜日に販売される「ライ麦パン」もありました。
数量限定、土曜日のみ販売の中身がぎっしり詰まった栄養豊かなライ麦パン。
カステラは表面に文字や絵柄も入れられるそうです(要予約)。
ライ麦パンやカステラは、開店後一時間ほどであっという間に売り切れになっていました。
わたしはケーキセット(500円)を注文しました。
本日のおすすめ「オレンジシフォンケーキ」とドリンクのセットです。
窓際の席から春が訪れた庭を眺め、ひきたてのコーヒーと一緒にいただきました。
オレンジシフォンケーキは、夏みかんをジャムにして生地に練りこんであるそうです。オレンジ色のつぶつぶが隠れていて、口に運ぶとさわやかな香りとほんのりとした酸味が感じられました。
このシフォンケーキの形、とても可愛いですよね。
普段外でいただくときは、カットされたシフォンケーキのそばにクリームが添えてあるだけの形を多く見てきたので、切れ目にホイップがちょこんと乗っている形がなんとも愛らしく、思わず声に出してしまったら「この形はみんなで話し合って決めたスタイルなんですよ」と店員さんが笑顔で教えてくれました。
添える生クリームをシフォンケーキと一緒にもっと食べやすくできないか、と考えたらこの形になったそうです。
庭からの日差しが明るく差し込む店内には、絵画や観葉植物が飾られ、片隅には自由に使えるブランケットや本も置かれていました。
多機能型事業所ビーアンビシャスが、そば店「まごころ庵」とともに運営している「お菓子の部屋(喫茶)フレンズ」
スタッフと利用者の方々で、季節ごとの旬の素材を使ってどんなお菓子を作るか、どのような形で提供するのかを常に話し合って、商品や提供の形が生まれています。
四季折々の、旬の素材を意識したスイーツは、「お客様のために」と味だけでなく食べやすさなどにも工夫を凝らしているのですね。
明るい店内と甘い香りが、訪れる人々の笑顔を誘う家庭的なカフェ。
厨房では、出店先などに搬出するスイーツの準備が行われていました。
これからの季節は桜のショートケーキや、抹茶のシフォンケーキを予定しているそうです。新たな味を楽しみに、またお邪魔しようと思います。
※「お菓子の部屋フレンズ」は、お菓子の販売だけでなく、カフェスペースも伴うため、「喫茶フレンズ」としても表示されています。