成田市土屋にある「ぽんこつ亭」で注目したい一品。それは、極細麺のとんこつラーメン。
元気で愛想の良いマスターが手塩にかけて作る、これぞ博多ラーメンと言えるとんこつスープが持ち味です。
名物「ぽんこつラーメン」の他に、おしゃれなアレンジ替え玉麺も、ご紹介したいオリジナルメニューです。
ぽんこつ亭のお店は、成田空港から車で15分と好アクセスの場所にあります。
駐車場が完備されているので、空港から移動の途中に、ふらっと立ち寄りやすいです。
海外に出発する前に一杯、帰ってきて馴染みある味わいを舌鼓したいときに一杯と、ラーメン好きでなくても口元を癒しに、ついつい訪れたくなりそうです。
店内はカウンター席がメインとなっており、マスターが1人でお店を切り盛りしています。
ラーメン屋らしく店内に貼られているポスターや本棚にずらりと並ぶマンガ本。
ラーメン屋らしくて、味の引き立てる一役を担ってくれそうです。
注文した一品が手元にやって来るまでは、のんびりマンガを読みながら待つこともできます。
店内奥では、マスターがせっせとラーメンを作ってくれています。
店主と距離が近い店舗構造のため、マスターや隣客とのコミュニケーションも取りやすいでしょう。
お店への愛着もわくし、親しみやすくてなんだか良いですよね。
手元の一杯に手間をかけるマスターの姿を拝見すると、ラーメンへの愛情がカウンター越しに伝わってきます。
お店に入ると券売機があります。食券機で注文してから、お店の方に渡しましょう。
メニューがたくさんあって、思わず迷ってしまいますね。
券売機の表示ボタン右下には味のある手書きで、トッピングメニューが書いてあります。「のり5枚」・「青ねぎ」・「きくらげ」はいずれも100円、「バター」が50円で「辛ねぎ」が150円と、どれもリーズナブルですべて入れたいくらいです。
他にも気になるメニューの張り紙があります。ぽんこつ亭の名物「アレンジ玉」。
「カルボ風」・「バジルとまと」・「チキンチーズすぱ」の3種類。
サイドメニューも種類豊富です。
ひと味加えてラーメンをアレンジしたい方には、「明太子」や「チーズ」(いずれも150円)などの”のせ具”が良さそうです。
もう少しボリュームプラスでいただきたい方には、「味たま(100円)」や「焼きリブ(300円)」も美味しそうですね。
他にも美味しそうなご飯系メニューが3種類。
「鶏てりプレート(390円)」、「焼きりぶライスプレート(450円)」、「タコライスプレート(420円)」です。
がっつり食べたい人には、思わずお腹がなってしまうようなラインナップばかり。
いずれも小さめサイズなので、メインを邪魔せずお腹を満たせそうですね。
凝ったメニューなのにお値段もリーズナブルですから、小腹が空いている人はもう一品追加しても良いかもしれません。
ちなみに数量限定の「ぽんリブラーメン」は、大きなスペアリブが入っていて非常にボリューミーです。
お店一番人気の「ぽんこつラーメン(650円)」です。
麺は博多ラーメン特有の極細麺で、麺の茹で加減が選べます。
基本は「普通・柔らかめ・硬め・バリ硬」の4種類から選ぶことができます。奥の席からは「湯気通し」や「粉落とし」も聞こえてきたので、気になる方はマスターに聞いてみてください。
アクセントに紅生姜を載せて食べるのも、博多ラーメンの特長ですね。
極細麺の博多ラーメンらしい食感と歯ごたえが楽しめます。
通な人は、硬めの麺を頼んで歯ごたえを楽しんでみるのも良いかもしれません。
今回は、替え玉のバジルトマト(350円)を注文しました。
ぽんこつ亭の替え玉は他のラーメン店と一風違うオリジナル。
アレンジ玉には、それぞれ特別な味付けがされています。
バジル玉は、まるでパスタのようにバジルトマトを麺に絡めていただきます。
そこにラーメンの残ったスープを入れて楽しむこともできます。
まるで「イタリアン風ラーメン」とでも言いましょうか。
スープもバジルトマトの香りととんこつスープのクリーミーさ。
これらの味わいが絶妙にマッチして、新たなハーモニーを生み出しています。
バジルトマトの他にも、チキンチーズスパ・カルボ風などのイタリアンな味を楽しむことができます。
とんこつラーメンだけにとどまらない味わいの展開を楽しめるのは、ぽんこつ亭に根強いファンがいるひみつなのかもしれません。
成田でまさか本格的なとんこつラーメンが味わえるとは思いませんでした。
本格博多ラーメンを味わいたい人には、おすすめです。
次回、来店したときには数量限定メニューのぽんリブを味わってみます!
近くを通りかかった際には、また訪れたいラーメン屋です。