美味しいカクテルやワインが飲みたい。
しかもおしゃれなフードが揃っていて、
雰囲気が洗練されていれば、なおよし……!
そんな素敵なお店をお探しのワガママなあなたにお伝えしたい。
JR、京成線成田駅から徒歩すぐの場所にある、上記の条件をすべて満たしてくれる隠れ家バー「BAR DE NERO(バルデネロ)」さんについて。
「BAR DE NERO」さんは、JR成田駅から徒歩1分、京成成田駅から徒歩2分の場所にある、こちらの建物の2階です。
ライトに照らされたシンプル&シックな看板が目印。
幻想的な空間演出が施された階段を上ると、隠れ家のようにお店があります。
扉を開ければ、そこには洒脱な空間が広がります。
ひと際目を引くのは、間接照明に照らされたヴィンテージ調の椅子。
磨き込まれたテーブル席で気の合う友人らと、美味しいワインや料理を囲むのもよいでしょう。
ずらりと並んだワインの瓶から、美味しいワインへの期待はマックス値に高まります。
窓側の吊り棚に並べられた各銘柄のワイン瓶は、翡翠色、琥珀色、蜂蜜色など色とりどり。
ラベルに目をやれば、そこへ内包されているワインのバリエーションの豊富さは圧巻です。
ワイン瓶自体も所狭しと並べられれば、小粋なオブジェの役割を担っていて壮観な眺めに。
落ち着いた雰囲気のL字型のカウンター席。
色鮮やかで美味しいカクテル各種は、オーナーさん自らマジックのように華麗な手さばきで作ってくださいます。
まずは白ワインをお願いしました。お通しはマカロニです。
デリコーナーに売っていそうな手の込んだお通しは、フルーティな白ワインの味わいを、より一層引き立ててくれます。
カウンター席の内側に置かれているスペイン製の生ハム「ハモン・セラーノ」。
トレベレス産22ヶ月熟成の品です。
しっとり食感と濃厚な味は、しっかりとしたボディの赤ワインによく合う、「BAR DE NERO」さんこだわりの逸品。
原木から目の前で切り出してくださるので、臨場感も半端ありません。
カットの過程を拝見させていただいた熟成生ハム。
塩加減と濃厚な味わいが、とにかくお酒に合うんです。
あたためたとろとろで濃厚な香ばしいラクレットチーズを、新鮮なトマトの上にたっぷりと贅沢にかけます。
この工程を目撃したい方は、カウンター席にどうぞ!
「アルムおじさんのラクレットチーズ~季節の野菜にかけて~」は、「BAR DE NERO」さんの看板商品です。
上からトマト、ジャガイモ、ブロッコリーです。
これらはこれまで知っていたトマトやジャガイモやブロッコリーではない美味しさ……!
ラクレットチーズの海に溺れるボイルされた野菜たちは、ものすごく芳醇な味でした。
そしてラクレットチーズによって、よく知っているはずの野菜のまだ知らないポテンシャルが100パーセント引き出された感じです。
熱でとろけたもっちりラクレットチーズは濃厚なので、とにかく熱いうちに食べないと固まってしまいます。
ハフハフと吹きながらご賞味ください。
香草とスパイスたっぷりのリブロースステーキです。
赤身と脂身のバランスが絶妙で、肉質はこれでもか!というほどきめ細か。肉質の良さは、口にしていただければ即座にわかります。
大振りのポーションですが、ペロリと平らげてしまえる美味しさなのです。
さっぱりしつつも濃厚な味わいのリブロースステーキは、焼き加減までもが素晴らしい。
やわらかでジューシーなステーキには、やっぱり赤ワインソース。実によく合います。
そしてワインにベストマッチ。
ワインバーは数あれど、「BAR DE NERO」さんほど、ワインに合う料理が充実したお店は少ないのでは? と思います。
ワインの美味しさを追及するのと同じくらいの熱意で、ワインに合う料理も探求する。
そんな真摯で熱い姿勢がひしひしと感じられて、何度でも通いたくなってしまうのです。
そしてどれも本当にワインと合う。
「BAR DE NERO」さんでは、料理×ワイン=無限大の掛け算にしてくださるんです。
料理の美味しさと同列で着目していただきたいのが、切りたての熟成生ハムやラクレットチーズかけのメニューなど、他店ではなかなか味わえないメニューの楽しさです。
極上ワインを片手に、気づいたら料理のお皿が空に。
今度はワイングラスが空に。
そんなループが容易に想像できる素敵なお店でした。