外観からして、個性的な外国にいったような雰囲気を醸し出しています。そしてそれは、店内に入っても同じ。逆に、驚くかもしれません。シャンデリアやボリュームがあるカーテン、その他BGMの曲がおちつく感じなのです。メニューはドリンクが多いので、お食事をするというより一休みするのに適していると思われますね。
そんな雰囲気がある空間の中、ゆっくりとコーヒーを飲む。いつもとは違い、少し現実離れをした時間を過ごすことができますよ。毎日忙しくしている人には、たまにこのような純喫茶にてゆったりとした時間をすごすことで身体も心も休めてほしい気持ちがしますね。
1つ注意事項があります。店内は、ほぼ喫煙となっております。そのため煙草が苦手な人には、きついと思われることでしょう。純喫茶は、喫煙のところが多いんですよね。席に煙草をおく入れ物が、おいてあったりするので。
緑色のテントに白い文字で『珈琲チルチル』とかかれてあります。
店名のチルチルは、あの有名な童話の『青い鳥』からきているとのこと。
入り口前には、2つのレンガ造りがあります。門のような感じですね。
その上に、ランプがのっかっているのです。店内に入る前から、ゴージャスな雰囲気を感じますね。
チルチルはお城を思わせるかのような、シャンデリアが店内にいくつもあり光ります。
店内の雰囲気をじっくりみたいのならば、日中より夜の時間帯の方が栄えるかもしれません。
ひだをまとったかのようなカーテン。
カーテンとカーテンの間に、小ぶりなシャンデリア風なライトもありそれも光ってますね。
その他、絵画なども飾ってありますね。座席の椅子やソファも、優雅な感じのデザインとなってます。フカフカした感じで座り心地がいいです。
ヨーロッパ調やモダンな感じのインテリアが好きな方には、憧れの空間だと思いますよ。
少し現実離れをした感じの店内ですね。
最近は喫茶店やカフェが駅前など、様々な場所で見かけますよね。そんな中、純喫茶に行ったことがない人もいるかもしれません。なので純喫茶について、簡単に紹介しますね。
純喫茶は、お酒類をださない喫茶店のことを示します。今はカフェなども同じように思われますが、時は明治時代にさかのぼります。当時はお酒をだす喫茶店があったのです。それとは別に、お酒は提供しない喫茶店もありました。ですからお客さんが混乱するのをさけるため、お酒はおかない喫茶店を純喫茶と名付けたそうです。
今はお酒をだすお店は、だいたい夜からの営業だと思います。しかし、当時は日中から営業されていたんでしょう。そうでなければ、わざわざ区別する必要がなかったように感じます。けれどおかげで、純喫茶という言葉がうまれたのですよね。
メニューは、レトロ感を思わせる雰囲気。
お煙草を吸う人にと、マッチ箱もついてきます。
こちらのメニューとマッチの箱はママさんの手作りだそうです!
こういったところも、昭和を思わせる雰囲気が漂いますね。
コーヒーだけで10種類以上あり、その他ジュースやフロートなどもコーヒー同様10種類以上あります。
逆にフードやスイーツの種類は、少なめです。
トーストとケーキが2種類のみとなっております。
レアチーズケーキは、滑らかな口当たりになっていて、ムースのように柔らかくて、すぐ口の中で溶けちゃいました。美味しかったです!
トーストは、分厚くとてもボリュームがあります。
こんがりときつね色にやかれていて、食べやすいように切られています。
こういったところに、お店の人の配慮や親切心がうかがえます。
マーガリンとジャムもついてるのが、嬉しいですね。
まずはじめにそのまま食べ、次にマーガリンだけをぬって食べる。
半分くらい食べたら、ジャムをぬりその味に慣れたらマーガリンとジャムを同時につけて食べます。
こういった食べ方で、いろんな味を楽しみました。
いくつかあるメニューの中で、人気があるのは500円のブレンドコーヒー。
シンプルなマグカップに、濃い色のコーヒーがいれられています。
味は、苦みと少しの酸味があるとのこと。ブラックでも、苦すぎない味わいとなっているのが魅力的。
そして、後味はさっぱりしています。だからブラックが飲めない人でも、のめそうな感じがしますね。
店内のBGMを聞きながらコーヒーをのみゆったりし、満喫できそうな時間をすごせそうですね。