今、タピオカドリンクが空前の大ブーム!成田でもそんな大流行のタピオカドリンクを楽しめるお店が、続々とオープンしています。こりゃぁ、行かないわけにはいきませんよねっ。ということで、今回「なりナビ」では成田で味わうことのできるタピオカドリンクを徹底取材! 前回の「WHO’S TEA(フーズティー)」さんに続き、第2弾は空港内初出店の台湾ティーカフェ「Gong cha(ゴンチャ)」さんをご紹介します。
「Gong cha(ゴンチャ)」は、2006年に台湾で誕生しました。貢ぐお茶と書いて、ゴンチャ。このブランド名は、かつてお茶の発祥地である中国で最高品質のお茶を皇帝に献上するしきたりがあったことに由来しています。お茶の歴史に対する敬意が込められているのですね。現在ではアジア、オセアニア、北米エリアなどで約1,400店舗を展開する世界最大規模の台湾ティーカフェ、「Gong cha」。本場の上質な台湾ティーが、カジュアルかつお手頃な価格で楽しめるお店です。
「Gong cha(ゴンチャ)」で提供されるお茶は、台湾茶のブランド産地である阿里山(ありさん)で栽培された茶葉をはじめ、厳選された高品質の茶葉を使用し、温度や時間、鮮度にこだわりながら店舗で丁寧に抽出されています。それにより、香りや鮮度にこだわった1杯を楽しむことができるのです。
そんな「Gong cha(ゴンチャ)」の空港内初出店のお店が、2019年5月24日(金)成田空港第1旅客ターミナル内にオープンしました。毎日多くの海外旅行客やビジネス客で賑わう、成田空港。本場の味を知っている、舌の肥えたお客さんもたくさん訪れることでしょう。
成田空港の「Gong cha(ゴンチャ)」は第1旅客ターミナル出発ロビーのショッピング街、北ウイングと南ウイングのちょうど間あたりにありました。一見すると店舗前の人はまばらのように思えますが、購入の列はちょうど正面のエスカレーター下にできていました。通路をふさぐことのないよう、店員さんがお客さんを順番に少しずつ店舗の前へと誘導しているようです。
というわけで、私も最後尾へと並びます。「どれくらい待ちますか?」と店員さんに聞いてみると、申し訳なさそうに「30分前後」と教えてくれました。これから飛行機に搭乗される方は、余裕をもって訪れたほうがいいかと思います。まぁ私にはそんな予定はございませんので…待ちますよー。30分でも、40分でも。「Gong cha」のお茶が飲めるまで(笑)
「Gong cha(ゴンチャ)」が誇る台湾ティーのベースは4種類。
・ジャスミンの香り豊かな「ジャスミングリーンティー」
・香ばしい香りとコクの「ウーロンティー」
・深みのある味わいの「ブラックティー」
・すっきり爽やかな風味の「阿里山ウーロンティー」
そのお茶をどのように楽しむかで、メニューを決めます。
Sサイズ、Mサイズ、Lサイズがあり、価格も300円~と良心的。
お茶のほかにもジュースやスムージーなどがあります。これなら、小さなお子さんと一緒に訪れても安心ですね!実際、私も4歳の娘と8歳の息子を連れて行ったのですが…2人とも迷わずお茶よりもジュースを選んでいました。
飲み物にいれるトッピング(各¥70)は6種類。ドリンク1杯につき最大3つまで選ぶことができます。
・パール(タピオカ。黒真珠のような輝きからこのネーミングだそうです)
・ミルクフォーム
・アロエ
・ナタデココ
・バジルシード
・グラスジェリー
飲み物の甘さは「ゼロ」「少なめ」「ふつう」「多め」から選択できます。氷の量も好みに合わせて「ゼロ(+¥70)」、「少なめ」「ふつう」「多め」から選ぶことができます。
組み合わせはナント約2,000通り!カスタマイズ次第で自分だけのお気に入り、「マイゴンチャ」を見つけるのも楽しそうですね。
またドリンクのほかにも、マンゴーケーキとパイナップルケーキ(各¥150)円の販売がありました。
さてさて、列に並ぶこと30分。いよいよ私も成田空港の「Gong cha(ゴンチャ)」で、人気のタピオカドリンクを注文です!
※向かって左のドリンク※
ブラックティーベースの「ブラックミルクティー」。
甘さは普通で、氷は半分にしてもらいました。
トッピングは、もちろんパール(タピオカ)!
たっぷりミルクに包まれて、優しく漂う渋みと深み。大人のミルクティーといった感じです。
歯ごたえのある、甘さ控えめなタピオカとの相性も抜群でした。
※向かって右側のドリンク※
台湾茶のブランド産地である「阿里山(ありさん)」の茶葉を使用した、阿里山ウーロンティーベースの「ライチ阿里山ティーエイド」。
実は私…この阿里山ウーロンティーってやつ、飲んでみたかったんですよね~。しかも、この夏限定で「ライチ」と「アップル」が出ているとは!迷った挙句、なんとなくアジアンな雰囲気で頂こうかな、とライチを選択してみました。トッピングは、やっぱりパール(タピオカ)で。
ほんのり甘いフルーツティーといった感じでしたが、さっぱりもしていて非常に飲みやすかったです。ライチの風味がしっかりと口の中に広がり、まさに暑い夏にぴったりの1杯。
こちらは子どもたちが注文した、Sサイズのジュース。
息子は「マンゴージュース(左)」、娘は「ハニーレモンジュース(右)」でした。お茶だけでなくジュースも甘さや氷の量、トッピングを選ぶことができます。
マンゴージュースは、マンゴーの果実が入り。そこにパール(タピオカ)をトッピング。ストローを通じて、ツルっ&プニプニの2つの歯ごたえが楽しめました。果実そのものの味が大切にされていて、マンゴー好きの息子も大満足。
ハニーレモンジュースには、アロエをトッピング。見た目も、喉越しも、夏らしい1杯。4歳の娘は残してしまうかな…と心配でしたが、完飲!とても気に入ったようでした。
成田空港第1旅客ターミナルの4階にある、「Gong cha(ゴンチャ)」。近くのエスカレーターでひとつ上の階に行けば、離発着する飛行機を間近に眺めることのできる「展望デッキ」へ出ることができます。本場台湾の景色を思い浮かべながら…。いつか訪れてみたい遠い国を夢見ながら…。はたまた、目の前の機体や空港で働くめずらしい車両たちに興奮しながら…!?天気さえよければ、タピオカドリンク片手にきっと最高の時間を過ごすことができるでしょう。
私も、まだ飛行機に乗ったことのない子どもたちを連れて成田空港の展望デッキへ出てみました。目の前にあるたくさんの飛行機に大興奮の息子。「あれは何ていう飛行機?」「どこへ行くの?」そんな質問攻めに、母もたじたじ。
そんな私の、母の威厳にもかかわる(?)ピンチを救ってくれたのは、ちょうど隣でカメラを構えていたお兄さん。離着陸する飛行機を、子供たちに1機ずつ丁寧に説明してくれました。なんでも航空機の写真を撮るためだけに、成田空港や羽田空港に毎日訪れているのだとか。そんなお兄さんも、私たちが手にしていたタピオカドリンクを見てびっくり。「贅沢だなぁ~。ゴンチャはいつも行列ができているから、ぼくもまだ飲んだことないんだよ」と。
そんな航空機マニアのお兄さんにアドバイスを頂き、待っていると…。
大きなカメさんの飛行機が離陸してきました!
これには娘も息子も大喜び。お兄さん、ありがとうございます。
話題の飛行機と、人気店「Gong cha(ゴンチャ)」のタピオカドリンク。
この両方が楽しめるのは、今のところ成田空港だけですからね。ドリンク片手に展望デッキは外せませんっ。
成田空港の「Gong cha(ゴンチャ)」では、ドリンクを購入するとポイントカードを発行してもらうことができます。1ドリンクにつき1ポイント。それが雨の日はナント!2倍に。
私が訪れた日は、雨が降ったりやんだりの天気でしたが…レジ脇にこの札が出ていて、ポイント2倍いただけました!溜まったポイントは数に応じて、トッピングやドリンクと交換できます。
「Gong cha(ゴンチャ)」でタピオカドリンクを飲んでみたい。でも空港は駐車場代もかかるし、ちょっと…。と、諦めムードの方!市内在学の小中学生と一緒なら、駐車場代が無料になるかもしれませんよ。
小学校入学時に、この「なりたくうこうパスポート」がお子さんに配布されはいませんか?これは、成田空港をとってもお得に利用できるパスポートなんです。そのサービスの中に、空港駐車場(P1・P2)の利用が3時間まで無料というのがあります。ただし、このパスポートをもらったお子さんが一緒であることが条件。有効期限はお子さんが中学を卒業するまで、です。
パスポートにはスタンプカードがついていて、成田空港内にあるスタンプを集めて楽しむこともできます。
「Gong cha」で本格台湾ティーをたしなみながら、空港見学。この日は私たち親子も、全員が大満足の時間を過ごすことができました。
いかがでしたか、特集!成田で味わうタピオカドリンク第2弾。今回は成田空港にオープンした台湾ティーカフェ「Gong cha(ゴンチャ)」さんをご紹介しました。前回ご紹介したタピオカ専門店「WHO’S TEA(フーズ-ティー)」さんとは違い、こちらはお茶の専門店。甘さやトッピングなどの組み合わせは約2,000通りもありますので、きっと自分好みの「マイゴンチャ」が見つかるはず。出国予定がなくたって、わざわざ成田空港に訪れて飲みたい1杯がそこにはあります。「Gong cha」で本格的な台湾ティーと黒真珠のようなタピオカを、ぜひ味わってみてください!
成田には、大人気のタピオカドリンクを楽しめるお店がたくさんあります。次回もお楽しみに~♪